voestalpine(アメリカ合衆国)

拡張サービス契約でホットスタンピングラインの稼働率を最大化

アメリカ・ジョージア州カータースビルにある voestalpine は、AP&T のサービスへの取り組みにより生産を確保 

ホットスタンピングラインの生産容量の確保と不測のダウンタイムの最小化のため、アメリカ・ジョージア州カータースビルの voestalpine は AP&T の拡張サービス契約を選択しました。大きな価値を持つことが実証されたのは、セキュリティへの投資です。 

カータースビルの voestalpine にとって、時間ほど無駄にできないものはありません。ここでは、生産において部品と構成部品の安定したフローが頼りの世界の主要 OEM の一部に向け、構造部品を製造しています。納品チェーンの一部で不測のダウンタイムが生じると、破滅的な結果となる可能性があります。 

「私たちのお客様に対する責任は重大なものだ。私たちの側で何か問題が起こると、お客様にも迷惑がかかる。約1年前、私たちは運転に大きなプレッシャーを経験している。生産は一瞬の休みもなく終日稼働しており、膨大な量の製造を行っていた。そのような状況の中で突然運転上の問題が生じると、私たちにも、お客様にも非常に大きな費用がかかりかねない。そのリスクを最小に抑えるため、AP&T とのサービス契約を締結を決めた。」と、カータースビルの voestalpine の取締役 CTO フレドリック・ストールバーグ(Fredrik Stålberg)氏は述べています。

voestalpine の機械稼働率を AP&T との拡張サービス契約で保証左から、AP&T アフターサービス・ディレクターのマグナム・スベニングソン(Magnus Svenningsson)、AP&T North America 社長のアンドレア・クラーク(Andrea Clark)、およびカータースビルの voestalpine の取締役CTO フレドリック・ストールバーグ(Fredrik Stålberg)。

この契約は、2017年以降稼働し、その施設の生産容量には絶対重要な AP&T の2基のホットスタンピングラインが対象です。 

機械の高い稼働率を確保するため、voestalpine は元々、2つのラインに基本サービス契約の締結を決めていました。しかし、すぐに、より包括的なセットアップを有することの価値を見出しています。 

「さまざまな角度から話し合いを行い、求められるニーズや条件を細部まで確認した。その結果、より拡張された契約に取り組む提案を取りまとめた。」 と、AP&T のアフターサービス。ディレクターのマグナス・スベニングソン(Magnus Svenningsson)氏は述べています。  

契約は 2022年春に締結され、通常の予防メンテナンス、優先応答時間がある24時間体制のオンラインサポートと現地支援をすべて、月間定額で行うことが記載されています。 

「この契約は最適だ。これで、夕方や週末でも、有資格サポート担当者に速やかに連絡できるため、いくつかの場面で大きな恩恵を受けている。ほとんどの問題はリモートで解決できるが、 AP&T の技術者が必要なときに、連絡してすぐ来社してくれると知っているのがうれしい。」と、ストールバーグ(Stålberg)氏。

アメリカ AP&T のアフターサービスマネージャのトビアス・クロンシュテッド(Tobias Kronstedt)氏も、新しいセットアップに前向きな見方をしています。 

「この新しい契約で、voestalpine は、生産確保に本当に必要なサポートが得られる。この協力体制は功を奏した。」と、同氏。 

voestalpine は将来、AP&T 提供のサービスのさまざまな面をもっと活用しようと考えています。

「AP&T と、私たちのアップタイム保証に関する契約設計について、話し合いを進めている。例えば、機械部品の予備品の保管を AP&T に引き継ぎ、一定時間内に私たちが部品を手にできるようにするという可能性がある。これが実現すれば、倉庫のスペースが空き、提携資本を押さえられるし、もちろん、私たちには有利だ。」と、ストールバーグ(Stålberg)氏。 

2023年5月

ファクト

  • アメリカ・ジョージア州カータースビルの voestalpine は自動車業界の部品と構成部品のサブサプライヤ―で、顧客として主要な OEM を多数抱えています。
  • 生産設備には、構造部品の生産に使用する AP&T のホットスタンピングライン2基が含まれます。 
  • 機械の高稼働率を確保するため、voestalpine は、AP&T との拡張サービス契約の締結を選択しました。 
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