AP&T の完全フル自動高強度アルミニウム熱間成形生産ラインは今夏、ドイツ南部のアーハーンにある fischer グループの施設で商用運用を予定しています
AP&T の完全フル自動高強度アルミニウム熱間成形生産ラインは今夏、ドイツ南部のアーハーンにある fischer グループの施設で商用運用を予定しています

金属部品の世界屈指の生産者 fischer グループが高強度アルミニウム部品の熱間成形に AP&T のソリューションを採用しました。受賞歴がある当テクノロジーは、各種アルミニウム合金 (6000 番と 7000 番) の複雑設計部品の非常に合理的かつ費用対効果の高い生産を実現。 

従来型の鉄の板金を高強度アルミニウムと入れ替えることで、部品重量を最大 40% 削減。しかも強度が下がることはありません。この結果、自動車や航空機、その他用途でこのタイプの材料の使用量が増えることで、エネルギー消費を抑え安全性を高める基盤ともなります。 

「私たちはこのイノベーションのパートナーに AP&T を選んだ。当成形技術自体の長期にわたる実績がある以外に、自動搬送機やプレス機製造で積み上げた専門知識が優れているのがその理由だ。また、モジュラー設計システムも気に入っている。これなら生産量に応じて必要な調整が容易に出来るからだ。最後に、油圧式サーボプレス機は、エネルギー効率がよい生産を実現し、低消費電力、CO2 排出量の観点で一歩先を行っている。」と、fishcher グループ CEO ハンス・ピーター・フィッシャー(Hans-Peter Fischer)氏は述べています。

AP&T の完全フル自動高強度アルミニウム熱間成形生産ラインは今夏、ドイツ南部のアーハーンにある fischer グループの施設で商用運用を予定しています。 

この機器には、AP&T の油圧式サーボプレス機が含まれており、プレスサイクル全体で高精度な成形制御が可能になります。油圧式サーボプレス機はまた、従来型の油圧式プレス機と比べ、エネルギー効率が格段に優れています。 

「そもそも、ラインは小規模および中規模な製造量向けに使用する予定だが、標準部品のモジュラー型システムにより柔軟な利用ができるため、ラインを拡張し需要にあわせて生産を拡大することができる。」と、AP&T 最高販売責任者 クリスチャン・コロシェツ(Christian Koroschetz)氏は述べています。 

*AP&T の高強度アルミニウム熱間成形向けソリューションは、Altair Enlighten Award® や SIQ Quality Innovation Award (品質イノベーション アワード)等、数々の権威ある賞を受賞しています。

ファクト – 生産ラインに組込み 

  • デスタッカー
  • マーキングステーション
  • 高効率加熱向け高性能多段炉 
  • 加熱炉フィーダー
  • 水冷式成形/下死点保持金型
  • 金型用統合潤滑システム付き油圧式サーボプレス機
  • トランスファー方式のイン/アウトプレスフィーダ
  • 事後工程炉 


AP&T の高強度アルミニウムの熱間成形向けソリューションについてもっとみる
AP&T の油圧式サーボプレス機についてもっとみる 
fischer グループの高強度アルミニウムの熱間成形製品についてもっとみる 

ニュースレター
板金成形、オートメーションなどの開発に関する最新情報を入手するには、AP&Tの金属成形ニュース(Metal-Forming Bulletin) にご登録ください。
この情報の保存方法についての詳細は、個人情報保護方針をご覧ください。
AP&Tに連絡する
この情報の保存方法についての詳細は、個人情報保護方針をご覧ください。