AP&T は、日本の研究開発センター向けに SkyLines プレスラインをホンダから受注。高精度と高度な柔軟性を目指して設計されたこのラインによりは、業界が電動化へと移行する中で、次世代の軽量成形技術を検証する上でホンダをサポートします。
自動車産業の電動化へのシフトでは、より軽く、より強く、そしてよりエネルギー効率の高い車体構造が求められています。AP&T® SkyLines はホンダにとって、最新のホットスタンピングテクノロジーを産業用途向けに適合およびスケーリングできるプラットフォームです。
AP&T Europe 執行役員のMichael Hunger(マイケル・ハンガー)氏は、「このプロジェクトを本当に動かしてきたのは、相互の信頼とイノベーションへの共通の志向だ。」と述べています。「ホンダには将来への強いビジョンがあり、私たちは最先端の技術でそれを支援している。」「これは機械の納入だけに留まるだけではない。私たちは将来のプロセスを共に開発しているのだ。」
スウェーデンにて製造 – 日本向けに適合調整
本格的な生産ラインとは異なり、このシステムは試験と検証を目的に製作したものです。これで、現実的な成形条件を再現しながら、効率的な試運転が可能です。また、日本の夏の高温多湿に対応できるよう特別にテストされており、厳しい気候条件下でも安定した性能を発揮できます。
サーボプレス機を含む、プレスラインはスウェーデンで開発・製造され、日本に輸送されています。最大の課題の1つは、日本の地震条件に設計を適合させることでした。信頼性と安全性の確保には、ホンダのエンジニアとともに開発した強化構造と詳細な荷重計算が必要でした。
「技術的な議論や計算、さまざまなシナリオのテストに何時間も費やした。」と、Michael Hunger(マイケル・ハンガー)氏。「そこがパートナーシップの真骨頂だ。私たちは技術を、ホンダは現地の専門知識を提供し、ともに適切な解決策を見い出した。」
未来のモビリティに向けた研究開発の強化
ホンダの チーフエンジニア横山淳氏は 、このコラボレーションの戦略的重要性を強調しています:
「AP&T は、当社の技術要件を理解し、自動車業界の進化する要求を予測、それに応えようとする意欲を共有するパートナーを見つけました。「このプレスラインは、高度なホットスタンピングの将来のニーズに合わせて、私たちの研究開発の取り組みを進めるための重要なツールになるだろう。」と横山淳氏は述べています。
今回の納車は、ホンダ、AP&T、Gedia のパートナーシップの始まりでもあります。3社は、より軽く安全でエネルギー効率の高い自動車を支える、新しい成形技術の開発に向けて協力して取り組むことにコミットしています。