エネルギー効率のよい生産テクノロジーによりすでに収益を生んでいる投資は、援助金および助成金が適切に確保されることで、さらなる利益拡大につながります。AP&T では、EU 諸国の産業の担い手が省エネルギーテクノロジーにおいて、どうしたら政府からの資金援助で最大30% 確保が可能であることを確認しています。
板金成形業界において各企業がエネルギー消費を抑える方法としてもっとも効果があるのは、従来型プレス機をサーボプレス機と置き換えることです。AP&T のサーボプレス機では、従来型設備との比較でエネルギー消費が80%抑えられており、この分、電気料金の大幅な節約および早期投資収益率の大幅増につながっています。
欧州数ヵ国での支援
AP&T では、北欧諸国、ベルギー、およびドイツと、気候変動対策に対するインセンティブが強い諸国を対象に、どのような政府からの資金援助が利用可能かを分析しています。北欧諸国に絞ってみると、化石燃料から発電への移行支援が中心となりますが、ベルギーとドイツでは、省エネルギーテクノロジーに対して投資助成制度があります。
- 「これは当社のお客様が投資コストを抑えながら、エネルギー消費と CO2 フットプリントも低減できる好機だ。」と、 AP&T グループのプレス機担当プロダクトマネージャのマイケル・カールソン（Mikael Karlsson）氏は述べています。
欧州数ヵ国での支援
お客様が利用可能な支援制度により、また、省エネルギーの実証に必要な書類作成時に求められるサポート情報を AP&T が確認することで、お客様が利益を得られやすいよう、プロセス全体でお客様の支援に当たります。
- 「私たちは、必要データと書類の提供を通じて、お客様の申請が承認されるために最適な状態となるよう支援を行う。」と、マイケル・カールソン（Mikael Karlsson）氏。
この業界では60年になりますが、AP&T は、エネルギー効率がよく、最先端のテクノロジーのおいて最前線を貫き続けています。エネルギー効率向上に向け続く取り組み中の一貫として、新たな方法を模索し、硬化炉の余熱を復元し、同時に電池パックの開発によるエネルギー消費のピークのバランスを取るようサポートしています。
- 「また、当社では、需要の高まりにあわせ、さらに対象国を拡大していく予定だ。北欧諸国、ベルギーおよびドイツははじまりにすぎない。」と、AP&T グループのプレス機担当プロダクトマネージャのマイケル・カールソン（Mikael Karlsson）氏。